暫定ではありますが、こんな感じにまとめてみました。
災害時のグループ番号
パーソナル無線が認可された当初は、消防団の連絡などに利用されていました。
今でも、市内のある詰め所の屋上に、固定局用のアンテナが立てられています。
ところが、最近では無線人口の減少も手伝ってか、災害時におけるグループ番号での
連絡手段の取り決めがありません。
三島市の防災情報を見ていたのですが、パーソナル無線を使用した通信方法の
指標が定められていないので、暫定的に考えてみました。
あくまで三島地区内でのグループ番号を『試案』として勝手にまとめただけですので、
今後は大きく変わる可能性があります。
グループNo
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連絡内容
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E-Code
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非常通信連絡用
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99999
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同上
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00099
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緊急患者がいる場合の番号として設定
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00119
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同 上
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00110
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略奪その他、事件が発生した場合の番号として設定
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00171
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NTTの災害電話と連携 (受信者はできる範囲で連絡を入れる)
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00000
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不特定多数の傍受メンバーに連絡を取る際に設定
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パーソナル無線は基本的にチャンネル設定ができない仕組みになっています。
開局時に上記の群番号を指定するかリセット時の待ち受け時に設定してください。
全ての方々がSP機種を持っているとは限らないため、チャンネルの固定化は難しいと思いますが、
三島管内では比較的空いていると思われるハーフチャンネルが良いと思います。
もちろん、1分通話モード(120〜158)でもOKでしょう。
ただし、旧タイプ(80CH)機種に関しては、ハーフチャンネルが使えませんので
ご注意下さい。
なお、全てのチャンネルのモードは平場です。
混信等が発生してやむを得ない場合でもダウン/アップモードの使用は
他の通信(防災無線/MCAなど)の迷惑にもなります。
近いうちに、
このグループNoによる緊急通信連絡の呼び出し/応答訓練を実施してみたいですね。
(あくまで、各避難場所におけるロケーションからの呼び出し確認と通話確認です。)
近隣のみなさんのご協力をお願いいたします。
最後に・・・
パーソナル無線は、絶対的な人数が少ないですね。
CB無線やアマチュアの方が多いのが現状です。
あんまり一所懸命考えても意味無いのかも知れません。
ひとまず、災害が来たら来た時という事で。
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