G7立ち上げ |
お楽しみの週末がやって参りました。金曜日なので残業などせずにさっさと定時でコマーシャル完了!
平日はゆっくりと時間が取れないのでリグの調整までなかなか手が回りません。
この前の15日の夜、茨城県稲敷のヘンリーさんと固定局同士での初のDX-QSO成功後、
いい気分になってしまい、いつものメンバーがグループ番号でラグって居たので、
G7から一声入れたら、『ゴードンさん、変調が割れてるよ!』とのレポート。
ありゃりゃ・・・前回調整したのは失敗だったのか・・!?
もしかしたら、何かがバグっていて、原因はデビエーションの調整だけでは済まないかも知れません。
そこで、一旦初期の立ち上げをしてから調整をしてみることにしました。
調整が上手くいったら、モービルに積み込もうかな・・・!?などと考えながら。
本日の主役
シンワのテンキー最終バージョンのG7です。オークション市場でも、かなりの人気を誇っていて、 なかなか手に入らない一品ですね。おいらの場合、少しだけ低め価格で落とすことができたのですが、 よく見ると、上下の蓋は自己塗装されていました。まぁその辺りはこだわりません。 SPバージョンはJリーグ(・・・のはず)です。魔法を唱えるとFモードまで行きます。 0モードが平場、1から9とAからCまでがちょうど2Mhzずつの間隔で地下モードに下がっていきまして、 DからFまでがアップモード対応のようです。おいらは、平場モード以外不要なので、 1280で充分だったのですが、デビエーション再調整の前に、初期立ち上げに挑戦!!
日高のYUZOさんや三島のトレックさんは、このバージョンを2台ずつも持っているんですよね。
プラネットも持ってるし・・・うらやましい限りです。
初期立ち上げは極秘資料に基づき・・・
この情報料って、当時は相当高かったんでしょうか?
いわゆる授業料です。おいらもかなりの数のリグを手にして、情報を学んできましたが、 それなりに授業料を払って今に至ります。(壊したものもあるしなぁ・・・) 最近ではブロードバンドが定着してきたおかげで、情報の交換もできますし、 インターネットって本当便利 (^_^;)
G7系は頻繁に電源を入れてあげないと、設定が消えてしまうケースが多く、 当然の事ながら初期立ち上げの情報が必要になりますね。
ちなみにこの資料はスーパードルフィンですがJリーグと共通らしいです。
CPUを外す
蓋を開けるのが面倒な場合、CPUからマイクの3番ピンに配線が来ているので、 マイクフックで3番ピンをアースに落とせばCPUがリセットされます。
でも、せっかくなので、基盤ごとソケットからCPUを抜きます。 おいらは、ここでなんとジャンパー線を用意いたしました。ちょっとした裏技を使うために。。。 ある部分をジャンパーしてデータ部分を完全に初期化します。 ちなみに、この作業を行ってもCPUの中のプログラムは初期化されないので安心です。
CPU基盤を外したままからのソケット裸だし状態で電源をON/OFFします。 これで本体側のメモリーも完全にクリアされます。(一応セグメントが全て点灯する事を確認しましょう!) 次にCPUの基盤の向きに注意してセットして、初期電源投入!(ピー♪) あとは、資料に基づきながら、立ち上げコマンドを押下していきます。
でも立ち上がらず・・・no-ffとかerr_1の表示が続きます。 おいおい!このCPUは本当にJリーグなのか?
ちなみに、1234から続く番号を一切受け付けず、仕方が無いので、 昔の資料を引っ張り出してきて、38822からのコマンドを実行したところ、 あれ!?ノーマルモード動作。 うむぅ・・・これ、絶対にJリーグじゃないよ。もしかしたらドラゴンか?
いろいろなバージョンを試しながら立ち上げた結果、プラネットの可能性大です。 はぁ・・・Jリーグと思って購入したものの、違うバージョンとは・・・
ひとまずこの表示が出て音楽がなれば立ち上げOK!! 題名はウィリアムテル序曲だったかな?でも、好きな音楽に変更可能。
OTKさんのところで紹介されていたプラネットの起動方法とは少し違うので、別のバージョンかも知れません。
モード増幅
失意のうちにモードを増幅して立ち上げしてみました。F-159。後で1280に戻しますけど。 (^_^;)
現在、このリグで受信可能なのは一部のMCA(アナログ)や防災無線ぐらいかな?携帯電話だってデジタルだし。 東海地区のMCAは今年(2003/08/22)にデジタル化が認可されて、ますます受信不要ってわけですね。
なぜ、1280に戻すかって!?へへへ。それはナイショです。っていうよりも使えば分かります。
さて、お次はいよいよ調整のメイン。デビエーションです。
受信時のシグナル
ちょっと薄めの変調をブタ君のプリで追いかけながらシグナルレベルのデビエーション調整です。
電波の強弱をシグナルで表示させるための調整はとても微妙です。 どうやらおいらのブタ君のプリって、スイッチを入れると、 アッテネータが動作しているような感じで、それはそれで便利でした(笑)
ひとまずこれで受信のシグナルはOKかな?
ちなみにこの作業、三島管内では行う日が限られてしまいます。本日はある意味ラストチャンスだったんですね。
次にマイクゲイン調整です。
PTTを握った状態でフルスケール光ってしまうのは、 シグナルの調整で行うのはもちろんなのですが、 ゲイン調整もしてしまったため、変調が割れていたわけです。 さてさて、基盤を眺めながらどこでできるのかを探します。 いつもの情報に基づき・・・あった!これだ!まちがいない!
調整は・・・うぅ〜ん。。。ちょいと中途半端な感じ 受信シグナルの調整を行った関係でスケールは変化せず・・・イマイチです。
メンバーにお付き合いしていただいて、変調の割れも無くなったのは良いのですが、これ以上は無理だよな。
あとは202でスケルチの開き具合を調整して、多少パワーも絞り気味に・・・
多少の不安はあるので、モービルに積み込むことはできません。固定局で温存です。
最後にボリューム周りの麦球です。
今風に改造するなら、グラデーションなんでしょうけど、手元にLEDがないので、 ノーマル12Vの麦球のままです。 まぁさっきまで暗かったしね!
=今日の反省=
なんとJリーグとして購入したものがプラネットだったなんて、信じられません。
まぁ、プラネットはその昔もっていたので扱いは分かっているつもりなんですけど、 チカラが抜けてしまいました。
だれか・・・JリーグのCPU譲って下さい(爆)