GV兄弟 |
表題通りシンワSC905のGVの話題です。
GVは初期型、2、3と3種類ありますが、初期型と2型は電源が入っていないと見分けが難しいですね。
中身はファイナルの形状が異なったり、CPUのボンド付けやEコードカットなどの違いがあるようです。
今回は新しく固定局に仲間入りしたGV3をピックアップしながら、それぞれの違いを見比べてみましょう。
仲良く並んだGV兄弟
上がGV3、下がGV2です。 見た目ではボタンのLEDとVOL周りの電球のイルミネーションが それぞれ赤と緑になっているので一発で違いは分かります。
一応リグはスーパーSFXです。 操作や機能は後出のG7シリーズにおけるスペシャルシリーズの さきがけと言った所でしょうか? G7ではJリーグ、プラネット、ドラゴン、ストリートファイター、 ドルフィンなどなど・・・ GVではインターセプター、ごまちゃん辺りがその仲間に入るようです。
ふたを開ける。
こちらは制御側の基板です。左がGV3、右がGV2です。 違いがお分かりでしょうか? 共にCPUはソケットについております。 キャパの位置も違うし、フロントパネルのコネクタも全く異なります。 さすがに後期型のGV3はチップ抵抗が多用されていますね。 ボンド跡もかなり残っておりまして、当時の改造担当者は大変だったんでしょうね。
こちらは?
やはりGV2とは少しだけ違うような気がします。 でも良く分かりません(汗)
GV3の出力チェック!
前にも同じリグを持っていました。でも出力があまり安定せず・・・ パワーのデビエーションを最大に回しても甘めのパワー計で5Wがやっと。 GV3ってそういうのが多いのかな? おそらくあのまま使用していたらエキサイターがダメになっていたでしょう。 VR回すと8Wは軽く出ますが、通常パワー(5W強)に調整し直し。 まだまだ元気の模様です。 この手のファイナルモジュールは薄型でしたよね。 手持ちの在庫があったかしら?型番って三菱のM57793でしたっけ? 代用品もあるようですが、あれは足が短いので加工が必要だし・・・
暗証番号はそのままで。
同機種でインターセプターはコマンド入力のみで 打ち換えが可能ですが、スーパーSFXはちょっと違います。 手順はネット上にも公開されているようなので探してみてください。 普段ならばいつもの番号に打ち換えしちゃうんですが、面倒なのでそのままです。 じっくりソケットを眺めて・・・アースを取るのは何番目だったかな(笑) こんど時間があるときにでもゆっくりやろうっと。
ふむふむ・・・
立上し直して秘密のモード/チャンネルが表示されますね。 やはりこうじゃなくっちゃ!しかし、僕のデジカメは130万画素の割には綺麗に撮れました。
ちなみにリコールで引っ張ってメモリ登録すればUFO96でもこの表示は可能(爆)
オーバードライブさん、情報提供ありがとうございます!
最後は周波数調整。
このGV3は少しだけ上方にずれていました。 いつものFC2000が示す値を見ながらTCXOを調整。 基準周波数は904.XXXXMhz(爆) いつも思うんですが、この調整は非常にシビアです。 内部の形状に合った精密ドライバで慎重にやらないと壊します。 一杯飲んで・・・なんていうスタイルはだめですよ。
=今日の反省=
久々のGV3です。
フレンド局がGV3のインターセプターを持っているのですが、G7ドラゴンに蹴飛ばされますね。
っていうか、その昔、僕のドラゴンで飛ばした事がありました(爆)
やはりこの機種ならばスーパーSFXだと思うのは僕だけでしょうか?
以前の固定局ではメインでずっと使っていましたから、当時の画像を見ながら懐かしんでおりましたが、
ようやくゲットし復活いたしました。
GV2に比べると、販売量が極端に少ないようで中古市場でも手に入りにくいようですね。
ところでGVの初期型とGV3ではどっちが多いのでしょう?
いずれにしても今度は大事に保存しておこう・・・