キャパシタ交換 |
我らがシンワのG3(ジースリー)。かれこれ20年選手です。まぁ読み方を変えるとその名のごとくG3(ジーサン)となるわけで・・・
つまりはご老体リグで最近になってから物忘れが多くなりました。そんなときはDHAを多く含む・・・じゃ無くてバックアップ用の部品を交換しましょう。
そういえば、僕のニックもゴードン(G)なのでM市のGなんて書く事があります。
『好々爺』・・・・読み仮名をふる問題に『すきすきじじー』って回答したっけ(寒笑)
おなじみ画像から。
実はこのタイプはメモリー(っていうかこの場合は○秘機能)が飛んでしまうと 無線機の役目をまったく果たしてくれないとてもシャイなやつ・・・じゃなくてシャレにならない機種なのです(笑)
ここんとこ、固定局の環境の不備によりリグへの電源投入もままならない状態でしたので久しぶりに電源ONでも何も反応しなくなっており・・・ 反応するのは[M][C][0]-[9]ぐらい??
いよいよバックアップ部品=電解コンデンサー=キャパシタ交換時期でございます。
元のキャパアップ。
封印シールも貼ってありましたけど・・・緑色が付いています。内部容量は4.7f(ファラド)でメーカーはNEC。 定期的に電源投入していなかったのでパクタレちゃう前に完全記憶喪失です。
ひたすらスッポン・スッポン。
フレンド局みたいに電気式の吸い取り器なんて無いので手動でスッポンします。 大物では無いし、IC関連ほど熱を気にする事はないんですが、基板の接触不良だけは気をつけなきゃいけませんね。 手動の割にはきれいに吸い取れました。
極性に気をつける。
古いキャパシタを外すと極性のシルク印刷が見えます。間違えて取り付けたら意味無いですから確認しておきましょう。
ちなみにキャパシタ本体は帯があるほうがマイナスになります。
新旧比較。
新しいのは1.0fと容量も倍以上のものをセレクトしました。 時代の流れなんでしょうか?とても薄いです。穴と足のピッチが若干違うので取り付ける際にちょっとコツがいるかも知れません。 グイっと押し込んで足を折ってしまったら大変ですからね。
無事完成。
制御基板は下側なので初期立ち上げ時はこんな感じ(逆さま)で行います。 ジャンパー必須ですが、それはいつもの小道具(ねじりっこ)で充分。 打ち込むコマンドも慣れたものです。このタイプは0から7モードまでありますが、 僕の場合はALL地下では無く5・6・7モードを上の階に設定しています。 たまにモニターすると誰かが話している声を聞けますね。内容は業務用だったりするのでMCA帯の規格かな?
=今日の反省=
キャパシタを新品にしたのでまずはエージングをしっかり行います。
その後1週間ぐらい電源をOFFにしておいてから再度投入した時、無線機のメモリーがちゃんと残っていれば
今回の手術は成功。
さて次のターゲットはどれかなぁ??